プレゼン上手の弊害

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弊社は学生向けビジネスアカデミーを運営していますので、

毎週20名前後の学生と接します。

彼らのポテンシャルにはいつも驚かされます。

たしかにみんなめちゃくちゃ優秀ですが、

ビジネスマンとしての視点で見たときにいつも感じることがあります。

「プレゼン上手」で満足するな

近年では高校や大学などの教育現場でビジネス体験として「プレゼンテーション」をさせる機会が非常に多くなってきています。

そのおかげでプレゼン慣れした若者が多くなった印象を持っておりますし、それ自体は素晴らしい。

しかし一方で、

「プレゼン慣れの弊害」を感じています。

プレゼンのときには輝いている学生でも、1対1のコミュニケーションになった際に「うまく噛み合わないな」と思うケースが多くあります。

具体的に言うと、学生が「自分の伝えたいこと、主張したいことばかり喋っている」というイメージです。

相手の考えていることに想いを馳せよう、というスタンスがありません。

プレゼンが上手いだけではビジネスではあまり役に立たないことは、あまり知られていません。

プレゼンは、基本的に1対多です。

一方通行なので、そこに会話が生まれません。

そのため、いちいち相手に自分の話が届いているかを確認する必要性がありません。

言うまでもなくプレゼン能力は重要ですし、

それを否定するつもりはありません。

ネクネゴでもプレゼン大会を実施しています。

しかし「若者がプレゼンさえ学んでいれば社会で活躍できるのか」というと決してそうではありません。

社会の現場で、1対多のビジネスの現場でプレゼンする機会なんてほとんどないからです。

そしてこれはおさえとかなくてはいけないポイントですが、

ビジネスが上手くいくかどうかを左右するのは、プレゼンではなく商談や会話です。

社内でも社外でも、本当にキモになってくるのは、

1対1のコミュニケーションなのです。

足りていないのは「相手の立場になって考える」こと

私は企業の営業マンへの指導もしているのですが、

結果のでていない営業マンに共通していることがあります。

それは

相手の立場になって考えていない

ということです。

勘違いされがちですが、現代における「営業」というものは、

何も「商品を売りつける技術」ではありません。

相手の課題を解決する技術」です。

そこで一番大切になってくるのは、「相手の課題を聞きだす技術」です。

相手の課題を聞き出すためには、相手のことを理解する必要がありますので、

相手の立場になって考える」ことが必須になってきます。

いま意識の高い多くの若者が、対人のコミュニケーション力(営業力)に課題があるように感じます。

ネクネゴでは「営業のすばらしさ」を若い皆さまにもお伝えしていきたいと思っておりますし、

結局思いやりが大切だよ」ということを浸透させていきたいと感じております。

ぜひ意識の高い学生たちには、

「プレゼン、上手だねー!」と大人に言われるくらいでは、

満足してほしくないな、と思います。

小井翔太

小井

ネクネゴ塾長の小井翔太です。 ネクネゴプロダクションは、大学生、高校生を中心としたZ世代マーケター達が企業とコラボレーションし、企業や社会の課題を解決することを目的としています。出る杭が打たれることの方が多い日本社会で、若者たちが活躍できる場を提供して参ります。