日本のZ世代の好きなものって?最新の流行から紐解いてみた結果判明した意外な共通点

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Z世代

Z世代とは1990年代後半以降に生まれた人のことで、X世代、Y世代(ミレニアル世代)に次ぐ世代です。今回はそのZ世代の好きなものから、どんな特徴があるのか、好きな理由はなにかを掘り下げていきます。そこから見えてくる共通点とは?Z世代について詳しく知っていきましょう。

最新の人気企業から見えるZ世代の傾向

Z世代が企業に求めることの特徴として「社会的貢献性の高い仕事をしている」「オープンなコミュニケーションがとれる」「堅実に働ける」「平等性がある」「プライバシーの重視が確保されている」があります。これら条件が揃った企業がZ世代のあいだで人気となっており、他の世代にはない独特の価値観を感じとることができます。

具体的にはSDGsやESGに取り組んでいるかどうかはZ世代にとって大きな判断材料になります。堅実に働けるとは、待遇がいいと思えるかどうかも含まれています。これはZ世代が不景気の中、育ってきたことにも関係しています。また、デジタルネイティブのZ世代は、さまざまな情報収集手段をもっています。そのため、本質を見極める傾向にあります。また、デジタルネイティブは、SNSなどでトラブルが起きたりすることを知っているため、プライバシーの確保を重視しています。

日本のZ世代の心をつかむキーワード

Z世代は、X世代、Y世代(ミレニアル世代)とは異なる独特の価値観をもっています。そのため、響きやすい言葉も違います。Z世代は個々を大切にしつつ、共生していこうとしています。今回はそんなZ世代に響きやすい「ダイバーシティ」「エシカル」「インクルージョン」「個性」について紹介します。なぜこれらの言葉がZ世代に響きやすいのでしょうか。

ダイバーシティ

ダイバーシティとは、多様性、多種多様性といったそれぞれの違いを指す言葉です。日本のZ世代は生まれながらのデジタルネイティブで、ネットを通じて小さい時から多くの情報を得ています。そのため、世界には多種多様な人がいることを幼少期から当たり前のように受け入れいます。年齢や性別、国籍や性自認、性的指向など、さまざまなものを許容します。また、日本の外国人在留者が増えたことも大きな要因の一つで、生活の中に外国人がいることに違和感を覚えることもありません。

そういったさまざまなバックグラウンドをもった人たちも含め、Z世代は多様性を活かし、みんなでいい社会・環境をつくっていこうという想いをもっています。そのため、社会や企業に対して「ブラック・ライブズ・マター」「トランスジェンダーの権利」「フェミニズム運動」についての活動をもっと受け入れていくべきだと主張しています。もちろん働く環境においてもダイバシティを認める企業を好む傾向にあります。

エシカル

Z世代はデジタルネイティブなだけでなく、エシカルネイティブでもあります。Z世代にとってのエシカルとは「倫理的な」という意味を根本に、環境や社会、地域、人に配慮した考えのことです。「エシカル消費」「エシカルファッション」という言葉がありますが、日本のZ世代はとりわけ意識が高い人が集まっていなくても、フェアトレード、オーガニック、地産地消、伝統工芸、弱者支援に繋がる消費などを積極的に行う傾向にあります。

例えば、先進国で安い服を売るために裏では途上国の人たちが低賃金で劣悪な環境で働いています。これはZ世代のエシカルな思考に反するものです。そうならないためにも、高くても倫理的配慮がなされている商品を購入しよう、といったエシカル消費に繋がるのです。環境でも同じことがいえ、総コストが安く環境に悪い車よりコストが高くても環境にいい車を選択するのがZ世代です。デジタルネイティブのZ世代はエシカルネイティブともいえるのです。

インクルージョン

インクルージョンはダイバーシティと似ていますが、少し違うところがあります。ダイバーシティは、多種多様な人が参加することを目的としています。それに対してインクルージョンは、それぞれの考え方、能力をどのように活用・参画させるかという考え方です。そのため、ダイバーシティ&インクルージョンとして使われることが多いです。多種多様な人を受け入れ、いかなる人でも活躍することができる社会をつくっていこうということです。

近年、企業ではダイバーシティ&インクルージョンに対する取り組みが行われています。ダイバーシティ&インクルージョンを推進する専門部署を立ち上げたり、女性の管理職を増やす、障がい者やLGBTなどの採用を行うなど、さまざまな形で変わろうとしています。

Z世代にインクルージョンが受け入れられているのは、やはりデジタルネイティブという点が大きいでしょう。Z世代はネットで社会問題について情報を収集したり、意見交換をする傾向が強いといわれています。また、人々の平等を強く信じているといわれる世代でもあるので、まさにそれが反映され、インクルージョンはZ世代に刺さるキーワードといえます。

個性

ダイバーシティを受け入れることを当たり前のように感じている日本のZ世代は、もちろん自分自身の個性も大切にします。周囲の多種多様な人を受け入れるZ世代は、個性を許容してもらえるという感覚にあります。いってしまえば、個性も多様性の一つだと考えています。みんなと同じということは好まず、人と違うことに自身の価値を見出します。

また、完全なものより不完全なものを好む傾向にあるZ世代は、その不完全さも個性としてとらえ、それを受け入れます。そのため、テレビのように完成度が高いものより、SNS上での動画投稿のほうが失敗やぎこちなさを感じることができ、Z世代は支持します。

日本のZ世代は、個性が強いことに価値を見出していて、これまでの価値観に共感できない部分もあります。デジタルネイティブであるZ世代は、幅広い情報を得るようになり、多様性を深めた結果、ナンバーワンよりオンリーワンを目指すようになったといえます。

まとめ

日本のZ世代の根底にはデジタルネイティブであることが大きく影響しています。Z世代の好きなものに共通していえることは、お互いを認め合い、個性を出しつつ共生していくことです。

また、競争をせず、オンリーワンであることを重視するのも特徴といえます。そんなZ世代が、これからの社会の中心となり、未来をつくっていくことでしょう。

ネクネゴ 編集部

サイト管理者

Z世代にはどんな特徴があって、社会はZ世代とともにどのように変化していくのか。さまざまな問いかけに対してリサーチしお届けいたします。